PIX4Dsurvey
ドローン点群からCADデータ生成・土量計算まで
測量設計の効率化を実現

PIX4Dsurveyは、ドローンで取得した高密度な点群データを活用し、測量設計に必要な2D/3DのCADデータや土量計算を効率的に行うためのプロフェッショナルソフトウェアです。
i-ConstructionやNETIS対応にも貢献し、建設・土木業界のDXを強力に推進します。

PIX4Dsurveyの主要機能：点群データ処理から設計図化までのワークフロー

PIX4Dsurveyは、ドローンで取得した点群データを活用し、測量設計業務を一貫して効率化するための豊富な機能を搭載しています。

1. 高度な点群編集機能：ノイズ除去と地盤抽出で作業時間を半減

広範囲の点群データから、不要なノイズ（車両、樹木など）を効率的に除去し、高精度な地盤面を自動抽出します。AIを活用したスマート分類機能により、手作業での編集工数を大幅に削減し、測量成果物の品質を向上させます。 対応点群量: 数十億点規模の大容量点群データも高速処理可能。

2. 迅速な縦横断図・等高線作成：測量設計業務を加速

点群データから自動で縦断図、横断図、等高線を生成します。従来の手作業に比べ、作業時間を最大90%削減し、設計業務のボトルネックを解消します。土木設計で必須の高精度な成果物を素早く作成できます。 精度: mm単位の高精度な断面生成。

3. 正確な土量計算と出来形管理：i-Construction対応

点群データに基づいた正確な土量計算や、設計データとの比較による出来形管理を効率的に行えます。i-Constructionの基準に準拠したデータを出力できるため、検査業務もスムーズに進められます。 対応基準: 国土交通省 i-Construction要領準拠。

4. 他社CAD/GISソフトウェアとのシームレスな連携

AutoCAD, Civil 3D, ArcGISなど、主要なCAD/GISソフトウェアとの互換性が高く、DXF, DWG, LandXMLなどの各種ファイル形式でデータをスムーズにエクスポートできます。既存のワークフローに円滑に組み込めます。 対応ソフト例: AutoCAD, Civil 3D, ArcGIS, QGIS 他。

SfMの課題を解決：PIX4Dsurveyで点群編集が「もっと簡単」に

SfM（Structure from Motion）技術は高精度な点群生成を可能にする一方で、その後の点群編集作業が複雑で時間がかかるとお悩みの声も少なくありません。 PIX4Dsurveyは、直感的なインターフェースとAIを活用した自動処理機能により、SfM後の点群編集を劇的に簡素化。CADデータとの連携もスムーズに行え、測量経験の浅い方でも簡単に高精度な成果物を作成できます。

• 直感的な操作性: 複雑なコマンドを覚える必要なく、グラフィカルなUIで直感的に操作可能。
• AIによる自動化: 地盤抽出、オブジェクト分類など、時間のかかる作業をAIがサポート。
• 学習コストの低減: 短期間での習得が可能で、すぐに実務に導入できます。

PIX4Dsurvey 処理

3Dデータから主要要素を抽出

ベクトル化ツールを標準搭載

わずか数回クリックするだけで、ポイント、ポリライン、ポリゴン、カテナリー曲線を使用してプロジェクトをベクトル化できます。

体積測定

簡単な手順で、あらゆる物体や空間の体積を測定。

サーフェスの作成

点とブレークラインで構成されるTINで地表面をモデル化し、プロジェクトの地形を表現します。スポット標高の作成を自動化できるため、点群の点数を大幅に削減できます。

さらにデータを活用

フォトグラメトリーの延長線上の作業にも、Pix4D の rayCloud を引き続き活用してオリジナル画像と 3D点群に同時にアクセスできます。3D でベクトル化し、2D で編集できます。画像でしか見えない複雑なオブジェクトを測定。 色選択を使用してポイントを選択し、定義された半径内で類似した色のポイントを検索できます。

巨大データに対応

PIX4Dsurveyはポイント数が数十億個の巨大データにも対応します。さらに、同一プロジェクト内で複数の点群ファイルを同時に扱うことができます。

統合型ソリューション

PIX4Dsurveyは、あなたの既存のワークフローと連動します。PIX4DmapperやPIX4Dcloudから.p4dファイルを、あるいはPIX4Dmaticから.p4mファイルをボタン一つでインポートしたり、あらゆるデバイス/ソースからの.lasや.lazファイルを扱うことができます。

エクスポートも簡単

測量したオブジェクトをすべてレイヤーに割り当てて編集できます。レイヤーは個別に、またはまとめてエクスポートでき、好みのCADソフトウェアやGISソフトウェアに作業をスムーズに移行できます。

PIX4Dsurveyはi-Constructionに完全対応：最新の測量基準をクリア

PIX4Dsurveyは、国土交通省が推進するi-Constructionに完全対応しています。ドローンで取得した点群データから、出来形管理要領や土量計算基準に則った成果物を効率的に作成可能です。これにより、発注者へのスムーズなデータ提出を実現し、現場の生産性向上に貢献します。

NETIS登録情報と公共測量への貢献

PIX4Dsurveyの基盤技術は、NETIS（新技術情報提供システム）に登録されており、その革新性と実用性が国によって認められています。

• NETIS登録番号: KT-230067-A
• 技術名称: モバイル端末による3次元計測ソリューション「PIX4Dシリーズ」

また、公共測量においても、PIX4Dsurveyは高精度な点群処理と図化機能により、効率的かつ信頼性の高い測量成果を提供します。 i-Constructionについて（国土交通省）

【徹底比較】PIX4Dsurveyと競合製品：最適な点群処理ソフトウェア選び

点群処理ソフトウェアの選定は、測量設計業務の効率を大きく左右します。PIX4Dsurveyは、特に「設計データ作成」と「土量計算」に強みを持つソフトウェアです。ここでは、PIX4Dsurveyと主要な競合製品、そしてPIX4Dシリーズ内の他製品との違いを比較表で分かりやすく解説します。

PIX4DsurveyとPIX4Dmatic/PIX4Dmapperの比較：あなたのワークフローに最適な選択は？

PIX4Dは複数のソフトウェアを提供しており、それぞれ異なる強みを持っています。お客様の用途に合わせた最適な製品選びをサポートします。

機能/特性	PIX4Dsurvey	PIX4Dmatic	PIX4Dmapper
得意な用途	設計データ作成、土量計算、点群編集、CAD連携	大規模・高精度な点群生成（写真・LiDAR）	写真測量、オルソ画像・DSM生成、簡易点群
主な機能	縦横断図、等高線、土量計算、点群分類・編集、CADエクスポート	高速処理、LiDAR対応、自動標定点認識	3D点群、オルソモザイク、DSM生成、簡易計測
連携性	PIX4Dmaticで生成した点群を最適活用	PIX4Dsurveyへのデータ連携がスムーズ	他のPIX4D製品とのデータ連携は限定的
推奨ユーザー	測量設計、土木建設業、設計データ作成に特化	広範囲のデータ収集、高精度な点群生成が主目的	写真測量入門、簡易なデータ作成、オルソ画像利用
i-Construction対応	◎（成果物作成に最適）	△（点群生成まで）	△（点群生成まで）

結論： 高精度な点群生成にはPIX4Dmatic、その後の設計データ作成や土量計算、i-Construction対応の成果物作成にはPIX4Dsurveyが最適です。両者を連携させることで、ドローン測量から最終成果物作成までの一貫した高効率ワークフローが実現します。

PIX4D製品 価格・購入

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