3Dレーザースキャナ
Trimble SX12
測量・土木/i-Construction用
全く新しいジャンルの測量機スキャニングトータルステーション
■NETIS登録情報
技術名称:次世代型測量機スキャニングトータルステーションシステム
NETIS登録番号:KK-200023-VE NETISページ
ニコントリンブル Trimble SX12 は事前に基準点を作成せずに測量しながら測点の作成をし作業が行えます。プリズムを自動追尾でき、バック点にミニプリズムも使用できるため、測量しながら簡単に点群の計測も行えます。
Trimble SX12 は、トータルステーションと地上型レーザースキャナーを一体化させることで、点群を利用した公共測量での活躍の場を大きく広げることに成功しました。
Trimble SX12 は、土木・建設・測量など、あらゆる業務でその威力を発揮します。
「税制優遇・補助金制度」の対象製品
デモのご要望、
お問い合わせ等お気軽にご相談ください。

Trimble SX12とは?トータルステーションと3Dスキャナーの融合
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Trimble SX12は、ニコントリンブルが提供する革新的な「スキャンステーション」です。従来のトータルステーションが持つ高精度測量機能と、3Dレーザースキャナーの高速点群データ取得機能を一台に統合。これにより、測量、建設、土木、建築DXの現場において、機器の削減、作業フローの簡素化、そして圧倒的な効率化を実現します。


- 一台二役の高性能
- トータルステーションとして高精度な測量が可能でありながら、同時に高速で広範囲の3Dスキャンを実行できます。
- 作業フローの簡素化
- 複数の機器を持ち運ぶ手間が省け、現場でのセットアップやデータ処理が簡素化され、時間とコストを大幅に削減します。
- 高速かつ広範囲のスキャン
- 毎秒最大26,600点という高速スキャンにより、従来の測量では困難だった複雑な形状や広範囲の現況を短時間でデジタルデータ化します。
- NETIS登録技術
- 「高精度レーザースキャンとトータルステーション機能を融合した測量システム」としてNETISに登録されており、公共工事での活用や新技術導入におけるメリットを享受できます。
Trimble SX12は、トータルステーションと高性能な3Dレーザースキャナーが一体となったシステムです。測量業務から3Dモデル作成、出来形管理まで、様々なタスクをこの一台でカバーできます。機器の持ち運びや設置の手間が減り、現場での作業効率が飛躍的に向上します。


超高速レーザースキャン機能で点群データを効率取得
Trimble SX12は、最大毎秒26,600点という高速スキャン能力を持ち、短時間で広範囲の高密度な点群データを取得できます。この高速性により、現場での作業時間を大幅に短縮し、より多くのデータを効率的に収集することが可能です。

高精度測量機能と自動追尾システム
トータルステーションとしての測量精度は、角度1秒、距離1.5mm+2ppmと非常に高く、高精度な測量業務をサポートします。また、高性能な自動追尾システムを搭載しており、プリズムを自動で追尾するため、一人でも効率的な測量作業が可能です。

高精細カメラと高輝度レーザーポインター
高精細なカメラを内蔵しており、点群データに高解像度のカラー情報を付加できます。これにより、よりリアルで視覚的な点群データを作成可能です。また、高輝度なレーザーポインターを搭載しているため、測量点やスキャン範囲を明確に指示でき、現場での作業効率と安全性を高めます。

Trimbleアプリケーションとのシームレスな連携で直感操作
Trimble SX12は、TS出来形管理要領対応「SiteMeasure」、測量現場用ソフトウェア「Trimble Access」と完全に連携します。タブレットPCで直感的に操作でき、現場でスキャン結果や点群データを確認しながら作業を進めることが可能です。これにより、スキャン漏れや計測ミスを防ぎ、後処理の手間を大幅に削減します。


高密度点群と高精度測位を実現するテクノロジー
位相差方式とパルス方式の融合により、Trimble SX12は広範囲かつ高密度な点群データを取得します。また、GNSS受信機との連携により、高精度な位置情報を付加した点群データを作成でき、より正確な現況把握やBIM/CIMモデル作成に貢献します。
送電線 / 約250m先を計測


Trimble SX12の高精度を支えるトータルステーション機能
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Trimble SX12は進化したVISION機能を利用したロポティックはターゲットロックまでの時間を大幅に短縮します。タブレットPCと機器はWi-Fiで通信しており
、ワンマンでのロボティック測量も可能です。また、カメラで写し出された遅延のない映像によリ、ターゲットロックも 非常に簡単に行えます。


MagDrive
SX12に搭載するサーボ駆動システムは、世界中で確固たる実給と信頼を築いてきたMagDriveを採用。MagDriveは測角センサと一体型の電磁誘導式ギアレスシステムで、
スムーズな高速旋回を実現するだけではなく、信頼性と耐久性に優れた駆動システムです。

接眼ディスプレー
視準映像はタブレットPCの大画面へ遅延なく映し出されます。視準ポイントを画面上でタップするだけで旋回。1” 単位の精密視準も容易。
広角から望遠までのカメラの切り替えはオペレーターに一切意識をさせず、2本の指でピンチイン・ピンチアウトするだけでスムーズに倍率を切リ替えることができます。

Trimble VISION
視準システムとして、広角カメラ、外観カメラ、望遠カメラの3つの高解像度カメラを搭載。TrimbleSX12は、高解像度の映像で視準の全てを制御することができます。
トータルステーションとしての 1" 単位での精密視準・望遠鏡の旋回・オートロック・3Dスキャニング・写真撮影など、Trimble SX12は鮮明なイメージングを利用して観測に必要な全ての操作と情報提供を行います。

求心カメラ
画期的な求心カメラを装備。タブレットPCに求心状況を写し出しながら器械設置が行えます。光学求心望遠鏡も同時に使うことができますので、現場の状況に応じて求心方法の選択が可能です。求心カメラでの求心状況の撮影も可能です。


Trimble SX12の高性能を支えるスキャナ機能
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長距離スキャン
Trimble SX12は秒間26、600点の3Dスキャン機能を搭載しています。TS作業から1タップで3Dスキャナに早変わリ。TS機能で器械設器されたTrimble
SXシリーズは、3Dスキャンの際にもそのまま引き継がれます。 確実な座標系でスキャンされる点群は、オフィスでの合成作業も不要です。

バンドスキャン機能
Trimble SX12は同一エリアを複数回に分けてスキャン。交通車両が多い国道や交差点の路面スキャンにおいてもデータ欠損が生じにくいスキャン方式です。通行する車両や人などのノイズはオフィスソフトウェアで簡単かつ確実にサンブリング可能です。
エリアスキャン機能
Trimble SX12は画面上に映し出される映像を見ながら自由自在にスキャンエリアを指定可能です。データ容量とスキャン時間の大幅削減が可能となります。必要な部分だけ計測する事でデータの消込作業の時間が無くなります。

3Dビューアでスキャン結果を確認
3Dビューアでは、スキャン終了後に即座に3次元点群を表示し、そのデータを回転・ズーム等で自由自在に確認することができますステーション移動の前に点群の密度、データ取得ができていない箇所の確認ができることは再測防止に繋がり、総合的な作業の効率化を実現可能です。
点群データ
トンネル内部
Trimble SX12とシームレスな連携ができるアプリケーション
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SiteMeasure
TS出来形管理要領対応 LANDRiV同様のコントロールソフトウェアですので、操作に迷わず直ぐにお使いいただきます。
国土交通省国土技術政策総合研究所(国総研)指導の「TSを用いた出来形管理要領」に対応。充実した図面表示による簡単な操作性のユーザーインターフェイスと豊富な機能を搭載、簡単操作の施工支援のためのコントロールソフトウェアです。
■器械設置
既知点設置、任意点設置、基準軸設置、ベンチマーク、BSチェック
■観測
基本観測、横断放射観測、横断観測(幅・距離)、対回観測、遠隔観測、オフセット観測、測点検出
■出来形観測
出来形観測、出来形点検、出来形任意点
■測設
丁張設置、路線測設、座標測設、角度距離測設、分割測設、オフセット測設、隅切測設測設
■測量計算
拡幅計算、交点計算、角度距離計算、分割計算、オフセット計算、面積計算


Trimble Access
「Trimble Access」は、トータルステーション、スキャニングトータルステーション、GNSSといったTrimbleが提供する様々なセンサーと接続することが可能です。
インターフェースが統一されており、センサーが変わっても共通した操作性で使用できます。
Trimble SX12では現地で直ぐに設計データをAR表示させたり、設計データとスキャニングデータを比較したりする事が可能です。
建設DXに向けて3次元データを現場で活用することで、現場の効率化・省力化に貢献、3Dマップベースでリアル観測専用コントローラーです。

Trimble SX12の主要スペックをまとめました。詳細な仕様や価格については、お気軽にお問い合わせください。
主要スペック |
測距精度 |
1.5 mm + 2 ppm |
角度精度 |
1 秒 |
スキャン速度 |
最大 26,600 点/秒 |
スキャン範囲 |
最大 600 m (標準反射ターゲット) |
カメラ |
高解像度内蔵カメラ |
レーザーポインター |
高輝度グリーンレーザー |
ソフトウェア連携 |
Trimble Access, Trimble RealWorks 他 |
価格情報: Trimble SX12の導入には、機器本体の費用に加えて、ソフトウェアライセンスやトレーニング費用などがかかります。お客様のニーズに合わせた最適なプランをご提案いたしますので、まずはお見積もりをご依頼ください。
Trimble SX12が実現する現場のDX:活用事例と応用分野
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Trimble SX12は、その複合的な機能と高い性能により、様々な現場でのDX推進に貢献し、生産性向上を実現します。
活用事例
【事例】ICT測量会社様の導入 道路建設現場における測量業務の効率化
Trimble SX12は、道路建設現場における測量業務の効率化を実現する最新機器です。道路の中心線を測定しながら、スキャナー機能を活用して現況を同時に取得できるため、従来の測量方法と比べて作業時間を短縮できます。測量とスキャニングを1台で行えるため、機器の持ち替えが不要で作業がスムーズに進行し、高精度のデータを迅速に取得可能。施工管理や設計変更の対応力向上にも貢献し、ICT施工の品質向上を実現します。
ユーザー様の声
「Trimble SX12を導入してから、測量とスキャニングを一度にできるようになり、現場作業の効率が格段に向上しました。機器の持ち替えが不要になり、作業時間が短縮できることで、スムーズな進行が可能になりました。取得したデータも高精度で、施工管理に役立っています。ICT施工の発展に欠かせない機器だと実感しています。」
応用分野
i-Construction、BIM/CIMにおける貢献
情報化施工の核となる高精度な3Dデータ取得に最適です。出来形管理、現況把握、CIMモデルへの連携など、BIM/CIMの推進を強力にサポートします。
土木・建設現場での出来形管理・現況測量
道路、トンネル、橋梁、造成地などの広範囲な現場で、高精度な点群データによる出来形管理や現況測量を効率的に行えます。
建築・設備における改修・維持管理
既存建築物の改修設計、設備配管の現状把握、構造物の変位計測など、屋内外での精密な3Dデータ取得に活躍します。
災害現場での迅速な被害調査
崩壊現場や被災地の状況を安全かつ迅速に3Dデータ化し、復旧計画や二次災害防止に役立つ情報を生成します。
Trimble SX12と一緒に検討したい関連製品・ソフトウェア
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Trimble X9 【Perspective】 |
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Trimble X12 |
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Trimble Realworks |
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エリジオン Infipoints |
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3Dレーザスキャナ、計測請負業務の
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